地方での暮らしこそ”WEBを活用しよう！”
はじめに
2017年に国土交通省が公表した「国土交通白書」によると，首都圏に住む若者の4人に1人が地方暮らしに興味があると回答しています。
地方暮らしに憧れる若者が増えている理由としては，「緑に囲まれて人間らしい暮らしをしたいから」という以外に，「ネットの普及」が挙げられます。
今回は地方暮らしとWEBをテーマに，地方での暮らしでWEBを活用した仕事ができる「フリーランス」という働き方についてお話ししていきたいと思います。
地方こそWEBの仕事が強みになる理由
満員電車での通勤や休日出勤・就職戦争・人間関係など，都会はストレスが多い環境と言えます。
2011年に，ドイツのハイデルブルグ大学のメンタルヘルス中央研究所が「都市部の生活者の方が脳へのストレスが大きい」との論文を，イギリスの科学誌「ネイチャー」に発表しています。【参考】exciteニュース
ネットが全国的に普及し，地方でも快適にインターネットが利用できるようになった現代では，都会に暮らさなくても都会と同じように仕事ができるようになりました。
このことからも，都会に住む若者が田舎暮らしに憧れるようになったと言えます。
では，WEBを利用することによる稼ぎとはどれほどなのでしょうか？
WEBを利用した仕事の方が稼げる
| 関東 | 東海 | 中国・四国 | 関西 | 北信越 | 北海道 東北 | 九州・沖縄 | |
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平均年収 | 429万円 | 400万円 | 389万円 | 389万円 | 376万円 | 371万円 | 369万円 |
転職サイト「DODA（デューダ）」が発表した,「2020年平均年収ランキング（47都道府県・地方別の年収情報）」を見ると，東京を含む関東が年収が最も高く，田舎に行くと年収が低くなることがわかります。
地方で現地就職をすると年収が下がりますが，場所を問わずにWEBを利用して働ける仕事を行うことで，地方の平均年収以上に稼ぐことができるようになります。
フリーランスは独学以外に就労支援などでスキルを学べる
このようにWEBで仕事を行い，会社に属さない働き方を「フリーランス」と言いますが，フリーランスはWEBで仕事を始めただけでは稼ぐことができません。
経験やスキルが一定以上必要になってくるのでハローワークが開催する就労支援やクラウドソーシングサイトで経験を積みスキルを磨く必要も生じてきます。
ネット環境さえあればWebデザイナーやWebライター・プログラマーなど様々な業種で地方でも問題なく活躍できる可能性が高まり，これから地方暮らしをしたい方はフリーランスという働き方を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
首都圏に住む若者の4人に1人は田舎暮らしに憧れており，地方でも問題なくネットが使えるようになった現代では，パソコンさえあれば都会と同じように仕事をすることができるようになりました。
平均年収は都会より地方の方が低くなるので，現地就職よりWEBを活用した仕事をした方が有利と言えます。
またWEBを活用した仕事には経験とスキルが一定以上必要になるので，ハローワークが開催する就労支援やクラウドソーシングサイトで経験を積んでスキルを磨くなどして独立準備をするようにしてみてはいかがでしょうか。
